2021/01/10
ゲーム脳にならないように

 *****ゲーム脳について*****

今回は「英語」から少し離れて「脳の前頭前野」についてお話したいと思います。というのも、この頃になって再び授業をしていて気づくことが何度かあるからです。

 

通常授業で毎週教えている生徒です。一人は小学生、一人は中学生です。数年にわたって教えているので、このくらいのことなら理解できるはずという範囲も知っています。以前からそうだったのでしょうが、私の方で気が付かなかった、いや今になって思えば勉強がわからないのだ、と勘違いしていたのだと思います。そのヒントになったのは、年1度の保護者面談でそのうちの一人は「一日のほとんどをゲームをして過ごしている」事がわかったからです。

 

ここで、もう二十数年前(2007年ころ)になりますが、あるセミナーで「ゲームをしている間の脳の前頭前野は働きをストップしている(青色)」つまりゲームをした後で勉強しようとしても頭が働かない。要するにこちらがいくらわかりやすく説明をしたところでわかってもらえない、ということをしりました。回復するのにはゲームをし終えてから1時間以上はかかるとのことでした。それを聞いたばかりの頃にもそういった状況が推測される生徒は何人かいたので、保護者宛のニュースレターにこのことを載せた覚えがあります。これまですっかり忘れていましたが、今回また思い出したのは、同様のことが立て続けに1週間おきにあり、生徒は別々の生徒ですが、「塾に来る前にゲームをしてきたか」と聞くと二人とも「してきた」と答えたのでした。

 

それぞれの生徒に授業をしている際にわからない個所について説明をしたのですが。何度も表現を変えてわかりやすく説明してもとうとう答えが導き出せずに時間の終わりが来てしまったのでした。通常ならば答えが導き出せている程度の問題でしたので、私もおかしいと思い、聞いてみたことは良かったなと思いました。二人には「ゲーム脳」のことを伝え、塾の前にはゲームをしない方が良いのでしないようにね、と約束をする事が出来ました。良かったなと思いました。

 

先日テレビを見ていたら、バイオリニストの高嶋ちさ子さんが「ゲームのような至福の楽しみを子供に味合わせてはいけない。それに勝る楽しみを親は子供に与えることは出来ないのだから」という意味のことを言っていました。私はゲームをしたことがないので、その楽しさは推測することはできません。でも、ゲームが学習する際の弊害にならないようにできるといいなと思っています。ゲームをするならば、学習の後でするといいですね。学習の前にすると脳が働かないので、時間がもったいないです。

参照:「ゲーム脳」「脳の前頭前野」セミナー時の講師の先生は川島隆太さんでした。ご自分の息子さんを実験台にして息子さんの前頭前野が青くなっている映像、薄ピンク色になっている映像を見ながらの講演でした。とても参考になった講演でした。